|
うまい具合に休暇が入った。草壁のお陰・・・なんて、らしくもないけど、そう思う。 そのお陰で、今こうしてこのこと一緒にいらてれるんだから。 「誕生日おめでとうございます、恭弥」 ・・・・・・・・ 「おや?寝ているんですか?・・・ふぅ。折角貴方の好物のハンバーグを作ったというのに。冷めちゃいますよ? ・・・・まぁ誕生日ですから?無理に起こすことも無いですかね。。。」 そういって骸は、僕の寝転んでいるソファに腰掛け、僕の頭に手のひらを置いた。 サラサラと、額にかかっていた自分の髪の毛が梳かれる。 あれ、起こしてくれないの? てっきりいつもみたいに起こしてくれるのかと思ってたよ。 ・・・・残念。 なんだかちょっと、無視したくなってきたな・・・。 このこがいつまで持つか、遊んでみようか・・・。 「でも、僕1人で話すのも虚しいばかりですね?なんだか据え膳・・・ですね。 日本ではこうも言うんでしたっけ?据え膳食わぬは男の恥でしたっけ・・・」 いいながら、骸の手は僕の頭を撫でている。僕は骸に指で髪を梳かれるのは好きで。 本人もそれをわかってて、多分少し下を向きながら、頬杖をついたりしているんだろう。 目を瞑っていても、雰囲気で分かってくるような気がした。 ・・・少し、しょげてるかな。そんな彼の顔を見るのも、趣味の1つでもあるのだけれど。 「・・・・・むくろ」 ごく、小さい声で。ばれないように。自分にしか聴こえないくらいの声で。言ったのに。 「・・・はい?」 !!!!!びっくりするじゃないか!!! まさか返事するなんて!!そんなに僕に集中してたの!? 「クフフ・・・寝言ですか?そうであればなんと可愛らしい・・・。 起きてるんですか?恭弥」 寝返りをうつ。彼の手が僕の頭から離れた。 僕は彼のほうを向き、ゆっくりと瞼を開いた。 僕の予想通り、頬杖をついてこちらを見ていた。 笑いながら、少し、寂しげな顔で。 困ったような、頼りなさ気な顔で、眉を少し垂れていた。 「・・・・・起きましたか?」 うん、起きてたよ。結構前からね。 「・・・おはよう。・・・良い匂いだね」 作ってくれたんだろ?僕のために、君のお手製のハンバーグ。 昔は食べれたものじゃ無かったけど、今じゃかなり上手いよね。 「でも・・・・・雲雀君が寝てるから、ご飯、冷めちゃったと思いますよ?自分で温め直して下さいね」 ああ、拗ねてるね。骸が”雲雀君”っていう時は、決まって外に出たときか拗ねてるとき。 このぶんだと、僕が寝た振りしてたのは気付かれちゃったみたいだね。 「・・・はぁ。自分の分がまだでした。作ってきま「待ちなよ」 ドサッ 立ち上がろうとする骸の手首を掴んで、こっちに引き寄せた。 ・・・君がいけないんだよ?ウソなんてつくから。 「なに・・・っ、離して下さ「嫌だよ。君が僕の分だけ作るなんて、ありえないでしょう。 1人のときはともかく、今日は2人なんだから」 僕の腕の中でジタバタともがく骸は、さながら罠にはまった動物のようで、 僕には可愛く見えて仕方なかった。計算でやっているのなら、ほめてやりたい位に。 いや。違うな。 僕はどうせ、このこが何をしたって可愛く見えるんだろう。 そう、浮気と、それこそ僕と君が離れる以外のことならなんだって。 「起こしてくれるんなら、王子様みたいに、キスで起こしてくれればよかったのに」 「っ・・・///」 「あと、最初から起きてたんだ。ごめんね・・・」 「くふっ・・・」 ぎゅうっと抱きしめると、骸が、いつもの笑い方とは違う、 鼻にかかった声を出した。僕を、煽ってるのかな? 抱きしめながら、首筋に顔を埋めた。こうすると、骸は大抵の場合大人しくなる。 僕もこうすると何故だか落ち着くから、不思議だ。 「たっ、誕生日、おめでとうございます。雲雀君」 ・・・・・まだ雲雀なんだね。なんだかさっきと逆の立場になったみたいだよ。 今度は僕が、遊ばれる番。 「ありがとう、骸。ところで、今日の夕飯はなんなんだい?」 ボッ そういう音が出るかと思うほどに、骸は耳まで真っ赤になった。 「・・・・・・・・・・・・・・ハンバーグとデミグラスソース、ですかね。サラダとカオールワイン。 デザートは・・・・」 ソファの前のテーブルに置いてあった四角形の箱に、手を伸ばす。 差し出してきたのは、ホールのケーキ一箱。 そっと中を開けて見る。 カードを見た後に骸の顔が紅くなったので、 多分メッセージカードを見られたくなかったんだろう。 でも見てしまった場合はしかたがない。と思う。 カードにはこう書かれていた。 ”生まれてきてくれて、ありがとうございますby骸” ・・・よくある話、言葉、見慣れた字。 このこの事だから、たぶん何回もなんと書くか迷ったのだろう。 途端に愛しさといとおしさが同時に込み上げて来て、衝動的に骸を抱きしめた。 骸が、うれしそうに、苦しそうな声を出したことに、何故か泣きそうになって、驚く。 「Buon compleanno.恭弥」 「Grazie,骸」 「・・・・・はい。僕の方こそです。ご飯、たべましょうか」 「そうだね」 --------でもどうせなら、明日の朝まで、ずっとこのまま・・・離れないで、そばにいて その後の話で、 あのケーキはファミリー全員で作ってくれたということを聞かされた僕は、 ”骸以外の誕生日も憶えないとな”そう思った。 わっわあ!! あまあま!!!あまあま!!!! なんか結局言いたいことがわからんまんまおわったような・・・ つか締めくくり方がかなり強引っすね!!! ごめんさい!!! いい誕生日を!雲雀!&さいチァン!! |
| << 前記事(2008/05/05) | トップへ | 後記事(2008/05/06)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
ッッッッッッッッ!!!!!!! |
月影 2008/05/05 11:35 |
| << 前記事(2008/05/05) | トップへ | 後記事(2008/05/06)>> |